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福島県 絆 弾丸ツアー    現状報告④

原町大甕のセブンイレブンを出た私たちは、飯舘村へ向かう。

この飯舘村の異様な現状は、産経新聞でも報道していたようです。

 

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逆光の先は、回収された汚染土。

 

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家の空き地に積み上げられた汚染土。右の方に二人の作業員の姿が見えます。

 

 

 

当たり前ですが、防護服の作業員以外、住民の姿は見当たりません。自動車の整備場だけ営業していました。

村民の方達の多くは、地域ごと相馬市の大野台と言うところへ移転し、仮設住宅で暮らしていらっしゃるそうです。移転先はもともと工業団地だったそうです。

避難を拒むご老人達が現在も住まわれているとのことですが、私達が訪れたとき姿は見えませんでした。

 

 

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このような光景が続きます。

 

 

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この道路をすれ違う車は多く、まるでどこにでもあるような村のように錯覚させます。

人の姿のない、この村の様子だけがじつに異様な光景です。

 

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防護服でシャッターを除染する作業員。車窓から。

 

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仮置き場に高く積み上げられた汚染土。

 

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汚染された表土は、表面から5㎝そぎ落とします。作業には防護服とマスクが必要です。

セシウムが表土に結合しているので取り除き、最終的にはそれらを集積して、土をかけて長期保管しておけば、放射能が自然に半減して安全な範囲に落ち着いていきます。

 

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仮置き場はいくつもあります。

 

 

 

 

飯舘村を過ぎて避難区域から出ると、生活する人々の姿が見えてきます。

子供達の通学する光景に出会うことが出来ます。

この光景の落差には、驚かされるものがあります。

 

 

 

我々はその足で、福島市の駅東口にある福島県除染情報プラザに向かいました。

http://josen-plaza.env.go.jp/

 

 

 

 

 

福島への思い   途中報告

福島第一原発の汚染水漏洩が止まらない。

 

炉心が何処まで溶融しているかさえ誰も分からない。

 

安倍総理は、コントロールされていると言った。

 

日本人なら誰れでも知っている。

嘘だと言うことを!!

しかし、そうであってほしい!

そうしなければならない!

だから、総理の発言も将来への希望として好意的に評価するマスコミが出てきてしまっている。

マスコミは、なにより広告料が欲しい。

オリンピックで増収増益したい。

だから総理の発言の嘘をあばかない。

東京開催が取りやめにでもなったら大変だ。

原発安全神話の嘘を垂れ流してきた過去と何ら変わらない。

 

 

 

忘れ去られつつあるこの難題に、再度国民の目が集まって来てはいるが、福島への思いを再燃させなければならない。

 

 

当社「絆」企画による義援金は、お陰様で数回送ることが出来ました。

感謝申し上げます。

当社としても、僅かではありますが義援金を送りました。今回は些少ですが、二度目となります。

 

 

近くの郵便局へ行けば簡単に送ることが出来ます。送料はただです。

 

今後復興予算は、オリンピック開催費用に名前を代えて使われるでしょう。

この義援金の方法なら、直接福島被災者に配られます。

 

 

 

今後は当社の「絆」企画を、当社のブランドとして維持していく所存です。

 

 

 

 

よい風が吹いた!?

2020年夏季オリンピックが東京開催に決まりました。

日本中祝賀ムードです。

おかげで福島原発汚染水漏洩も、

国を挙げて全力で対策を講じなければならなくなることでしょう。

 

 

今回の安倍政権は、今のところ「よい風が」吹いていると言ってよいでしょう。

 

前回の安倍政権の折は、過大に待望していた分、

残念さが半端ではありませんでした。

もう保守は出てこれないと落胆したものでした。

 

 

 

しかしながら次の点、特に女性天皇継承問題への不理解には、

断固反対です。

無意識にでもその裏に天皇制を廃絶に向かわせたい極左的思考の人々と、

同調してしまっていることが明確化しつつあるからです。

ーー男系絶対では、天皇制が将来において永続できないからです。

 

 

 

 

さて今回のIOCの総会が開かれた都市は、南米ブエノス・アイレスです。

 

 

 

 

 

ブエノス・アイレスの古い名前は、

「シウダ・デ・ラ・サンティシマ・トゥリニダト・イ・プエルト・デ・ヌエトストゥラ・セニョラ・ラ・ビルヘン・マリア・デ・ロス・ブエノス・アイレス」

で、「三位一体祭の都市とよい風に恵まれた聖母マリアの港」の意味だそうです。

 

 

スペイン人が占領しこの長い名前をつけるまでは、元々この大陸には先住民のインディオが住んでいました。

 

 

大航海時代の負の話はこれくらいにして、

 

 

日本にとっては、まさによい風の吹く港町だったのです。

 

 

燃料電池車と電気自動車。そして原発。

以前にも電気自動車のことに触れた事がありますが、

その電気自動車が普及していません。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130204/biz13020413000006-n1.htm

 

電気自動車メーカーは値段を下げ、それを国が補助金で支えて対処していくようですが、

今後増販は難しいでしょう。

 

 

原因は、走行距離が短いという問題。

車体費用以外にも、5年でフル交換しなければならないバッテリーの問題。

そして、その価格です。

バッテリーは、これ以上大量生産したところでそうは安くなりません。

また充電装置のインフラ整備不足の問題が挙げられます。

 

 

 

 

電気自動車に魅力を感じても、

ハイブリットカーの方がより現実的な乗り物なのです。

 

 

 

 

国を挙げてキャンペーンを行いましたが、  http://www.meti.go.jp/policy/automobile/evphv/

原発事故も起き、環境性能に疑問が付くようになったのも理由になるかも知れません。

 

 

 

自然エネルギーの割合が増え、

如実に環境性能を上げる目的が果たされない以上は、

かえって現状では環境に負荷がかかる物とすべきでしょう。

 

 

 

車からは、排気ガスがいっさい出ませんが、

火力発電など一次エネルギーを考えれば、現状のガソリン車よりも環境に良くないはずです。

──発電された電気は、家庭に届くまでに約65%ほどが送電ロスが起き、途中で捨てられているからです。

 

 

あくまで原子力発電が稼働してこその、環境に良い電気自動車なのです。

──本当は、原発自体、未だ最終処理が出来ないどうしようもならないものなのですが。

そして今後も人類と環境に多大な悪影響を与えかねません。

地震や津波に脆いことが分かりましたが、今回ネズミにも弱いことが分かりましたネ!

 

 

 

 

 

今、トヨタホンダがそれぞれに開発しているのが、

世界の追随を許さない、燃料電池技術を使った燃料電池車です。

水素と空気中の酸素を使った化学反応により発電された電気で動く自動車です。

排出されるのは、水だけです。

これこそが環境に最も良い自動車なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

2015年頃本格的に市場に出すべく、現在実証テストを繰り返しています。

価格はおよそ一台500万円!

水素のインフラも随時整っていくでしょう。

 

 

 

 

 

 

2015年は家庭用燃料電池も約50万円で販売できる見通しです。

またアメリカからのLPガス(シェールガスに随伴する)の輸入が、2015年頃から本格的に始まり、

現在の価格よりかなり抑えられるとみこまれています。

 

 

2015年は、燃料電池元年になりそうです。

 

──家庭用燃料電池(エネファーム)は、ご家庭の使用電力の約70%を発電できます。

太陽光発電(ふつう使用される電力の約35%がまかなわれています)と、これから期待される家庭用蓄電池が普及すれば、原発は無用の長物になるのではないでしょうか。

 

 

『脱原発論』に興味有り

8月22日~『脱原発論』が発売されますよ。

著者は小林よしのり氏

容赦なく嘘を暴くだけではなく、健全な倫理観と経済性も含んだ著作となるようです。

もちろんまだ読んでいませんが。必ずやご期待に添えることでしょう。

大飯原発その後──電力はやはり足りていた

東京新聞2012.8.15付け

 

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政府が七月二日に始めた節電要請から六週間の八月十二日までの間、関西電力管内の最大電力需要が二千六百八十一万キロワットで、猛暑だった二〇一〇年夏よりも四百十四万キロワット、率にして13%下回っていたことが分かった。

 

最大需要を記録した日の最高気温は今夏も一〇年夏もほぼ同じだが、今夏は東京電力福島第一原発事故を背景に企業や家庭の節電が需要を押し下げた。

 

政府や関電は「一〇年並みの暑さになれば電力が大幅に不足する」として大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町、いずれも出力百十八万キロワット)を再稼働する根拠にしていた。関電広報室の担当者は「節電協力のおかげ。今後は気温上昇による需要増加や発電所のトラブルも想定され、需給が厳しくなる可能性もある」と説明した。

 

これまでの最大需要は、大阪市の最高気温が三六・七度に達した八月三日午後二時台。一〇年夏は八月十九日に最大需要を記録したが、その時の気温は三六・六度だった。

 

関電管内は大飯3、4号機が七月二十五日までにフル稼働した。直前の需要予測に基づいた電力供給量に対し実際どれだけの電力が使われたのかを示す電力使用率は最大需要を記録した八月三日でさえ、89%で10%以上の余裕があった。

 

今夏は企業や家庭の節電が定着し、気温が三五度を超える平日の猛暑日でも最大需要は二千五百万~二千六百万キロワット台で推移した。

 

本紙が今夏の発電実績を参考に原発を除く関電の発電設備能力を調べたところ、火力、水力、揚水、地熱・太陽で計二千八万キロワット。これに中部電力など他社からの融通電力など七百四十二万キロワットを加えると、計二千七百五十万キロワットで、これまでのところ大飯3、4号機のフル稼働がなくてもカバーできた計算になる。

 

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勘はやはり当たっていたという方も

大勢おられるでしょう。

 

 

 

さて大見得をきってみせた大阪の橋下市長や、

時間だけかけてじっくり考えたと見せかけた野田首相は、

どのような弁解をするのでしょう。

経団連などにそそのかされた?

人工呼吸器が止まったら殺人者になるゾと脅かされた?

騙された方が馬鹿だったのです。

 

 

問題はこの事実のもとで今後どうするかでしょう。

 

 

次の言い訳はどうなるでしょうね?

 

原発を稼働させなければ膨大な不良債権を生むだけですから、

電力会社は嘘をつき続けても次の手を考えてくるでしょう。

不良債権が出来てしまえば膨大な赤字に陥り、

株主訴訟が起こり、夜間割引などへの損害賠償を支払わなければなりません。

原発は動ける間に安い燃料として稼ぎ続け、

その後の廃炉の費用も稼ぎ出さなければなりません。

 

 

経団連は、何故嘘までついて電力会社の肩を持つのでしょう。

大手企業への電力価格は、公表されていない格安の契約価格で

納入されています。もたれあいの関係なのです。

 

 

疲弊しても電力業界はまだ強い。

大手新聞はこのような事実を誰にも突きつけず、

責任をはっきりさせようと闘いません。

国民の側に立っているものなどありません。

広告料収入にこそ立っているのです。

 

 

政府と電力会社に騙された!?

実は関電は、

大飯原発3号機が フル稼働した今月9日、

火力発電8基を停止しています!!

 

 

 

 

京都民放から

 

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火電停止は電力余剰だった! 関電京都支店広報が明かす

関西電力が火力発電8基を停止させたのは、原発再稼働により電力に余りがあるためだった─こんな事実が11日、関電京都支店の総務・広報グループの担当者の発言で明らかになりました。

同日、京都自治労連(池田豊委員長)が行った関電京都支店への要請で関電側が回答しました。自治労連側が火力発電の停止について問いただしたのに対し、電力需要に合わせて停止したもので、原発再稼働を受けて停止したものもあると発言しました。

関電は大飯原発3号機が9日にフル稼働し、同日に火力発電所8基を停止させていました。同社は、原発の再稼働以降も計画停電の可能性があるとして、府民に節電を呼びかけています。

 

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新聞によるこの指摘は、

リベラルサイドばかりです。

保守系新聞も新聞社の役割を果たして欲しい。

 

 

「狂気」とさえ言い続けてきて、(左をクリック)

正しかった。

 

 

 

 

♫ずっとうそだったんだね~(左をクリック)

♯やっぱくそだったんだね~

 

「規制の虜」でいつづけるのか?

7/18付け中日新聞第一面の記事によると、

 

 

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政府の節電要請から15日までの2週間の関西電力管内の電力需給で、

最大需要は二千三百一万キロにとどまり、出力百十八万キロワットの

大飯原発3号機(福井県おおい町)が再稼働しなくても、供給力を9%

下回っていたしたことが分かった。猛暑となり一七日の最大需要はこの

夏一番の二千五百四十万キロワットに達したが、10%以上の供給余力

があった。政府は夏場の電力不足を理由に強引に大飯原発の再稼働に

踏み切ったが、節電効果など需要の見通しの甘さが浮き彫りになった。

 

 

 

 

関電は五月にまとめた試算で、原発ゼロのままなら七月前半8.2%

の供給力不足が生じるとし、再稼働の必要性を強調した。・・・・・

関電の資料などによると、十五日までの二週間の最大需要は10年

同時期と比べて平均で12%低下。

最大需要の二千三百一万キロワットを記録した瞬間は供給力を

三百四十四万キロワット下回り、大飯原発3号機の百十八万キロワット

を差し引いても余裕があった。・・・・・千葉商科大の三橋規宏名誉教授

(環境経済学)は、「政府や電力会社が、原発を再稼働させるため、電

力需要を恣意的に過大に見積もった結果だ。今後、猛暑になっても電

力は足りると思うが、脱原発の機運を高めるため、ひき続き企業と家庭

で節電の努力が必要」と話した。

 

 

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朝日新聞はこうです。http://www.asahi.com/paper/editorial20120718.html

 

 

やはり電力は足りていたのです。

 

 

 

 

 

今までにも原発に関する公聴会などには、一般市民に混じって

電力会社の社員が原発推進の立場で発言してきました。

 

 

今回も又同じ事が行われたに過ぎません。

しかし今までのようには行かず、

かなり風当たりは強くなってきました。

 

 

東北電力や中部電力の社員が会社の意向に沿うよう

一般市民の立場に立ちながら

それぞれの会場で原発の必要性を訴えていました。

 

 

本当に抽選で選ばれたのでしょうか?

規制の虜のなあなあの関係で、

事前に根回ししたのでは無いでしょうか。

 

 

国の体質は昔からこのようなものだったのでしょうか?

事故調の報告にもあるように、

公には関心が無く、自分たちの省益のために動いているのでしょう。

 

 

みんなばれてます。

2011.3.11日本は、

東日本大震災を経験して何が変わったのでしょうか?

そして、次第にあの時の切迫感をも

忘れつつある日本人の心の中で、

今何が残っているでしょうか。

 

 

 

その日テレビ報道された中で、特に忘れられない光景がありました。

今まさに津波に飲み込まれたばかりの母親を、呼び続けている女の子の光景です。

言葉も出ない衝撃的な光景でした。

同時になすすべもない自分の無力さを痛感しました。

──孫正義氏もその報道を見ていたようです。

 

 

 

大自然の驚異の前では、人の力は余りに無力です。

神に祈るしか他に無いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

大津波の後に起きた原発総電源喪失、

そしてメルトダウン、水素爆発、放射能の放出。

これについてはどうでしょうか?

 

 

 

福島原発事故は、自然災害ではなく「人災」であると

国会事故調が、報告書の中で指摘しています。

 

 

 

原発事故に関しては、

私のような無力な人間でさへ、もしかすると「原発反対」や、

不十分な災害想定への糾弾を、矢面で行動出来たかも知れません。

それによって、

原発の安全性がより堅牢なものになっていて、

今回の福島のような事故もぎりぎり防いでいたかも知れません。

原発事故については、

私の力が及んだ可能性があったと考えるのです。

 

 

そのことは今も私の中で、

後悔と慚愧の念が沸き起こってきます。

政治的発言を敬遠してきた大人達にも、重大な責任があるのです。

 

 

 

野田首相による大飯原発の再稼働の決断は、

経団連等や電力側の意向が大きく働いていると思っています。

最大供給電力の数字の件でも、

そこに「規制の虜」(後に出てきた言葉)の関係が働いていると、

初めから疑って見ています。信用など出来ません。

 

──「規制の虜」(きせいのとりこ)とは、規制される側とする側の立場や力関係が逆転してしまっている状態。電力会社には何十年もその道で培われてきたスペシャリストが生まれてきているが、規制する側の役所の方は2・3年で交代するため、経験や知識の面で電力側にかなわないという構図が出来上がっていた。そのために立場が逆転し、電力側に都合の良い恣意的な安全基準や引き延ばしが公認されるという経緯をたどるようになった。

 

 

 

 

彼らは長年の制度に問題があり、個人の責任を明らかにする必要は無いと言う。

本文を読めば、東電側の恣意的な不作為は歴任の責任者にかかることがわかります。

経済産業省や保安員・安全委員会に責任があることは当たり前です。

しかし、「人災」だと決めていながら個人に責任は無いと主張するこの事故調の報告は、

完全な第三者委員会の報告とは思えません。

そもそも大飯原発再稼働の前に事故調の報告は出せたはずです!

 

 

 

つまり第三者委員会としての格調は整えてはいるものの、

最終段階で政府寄りの立場や発言をしていることは、隠しきれないのです。

国会事故調──報告書

「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会──報告書」

が公表されました。

残念ながら、大飯原発が送電を開始したその日でした。

 

 

 

「人災」

「規制の虜(Regulatory Capture)」

「思い込み(マインドセット)」

「単線路線のエリート」

「組織の利益優先」

「閾値はない」

 

以上が、「要約版」から特に印象に残りました。

 

 

国会事故調報告書 http://naiic.go.jp/

再稼働反対デモ

関西電力大飯原発3,4号機(福井県おおい町)

の再稼働決定の撤回を求めるデモが、

29日夜首相官邸周辺で行われた。

テレビ報道によると、主催者発表20万人。

警察発表2万人。

中日新聞によると、

デモは複数の市民グループ有志でつくる

ネットワーク「首都圏反原発連合」が

ツイッターやフェイスブックなどで3月から呼びかけ、

回を追うごとに参加者が増えているという。

ピークを迎えるまでの夕方の取材報道をご紹介します。

 

 

 

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ピークを迎えたデモの様子。参加した方の報告によると秩序が保たれていたようです。

市井の人々が圧倒的に多く、

組合などの組織はほとんど目立っていないようです。

紫陽花革命。 国民運動となって来たのです。

「国」破れて、山河も無し   +SKi【動画】

政府は、

いや多くの政治家に守られながら、

全国の原発再稼働に突き進んでいます。

総理は、国民の生活、経済を考えたと言います。

経済界に圧力をかけられたのでしょう。

 

 

 

 

原発問題は経済問題ではハナからありません。

原発問題は、安全保障・国防問題なのですよ。

国民の生命を守ることが総てに優先すべき事です。

この国の政治家は、ある時点から

長きにわたって国防意識を欠如し続けています。

 

 

 

簡単なことです。

 

 

 

たとえ生活のレベルが下がったとしても

みんな納得するでしょう。

政治家がやらなければならないのは、

平成の「臥薪嘗胆(ガシンショウタン)」で国論をまとめ上げること。

 

 

 

もし一時的に企業が海外に出て行ったとしても

それは仕方ない。

(電気料金がたとえ10%上がったとしても、

企業のコストは0.1%のupでしかありませんが。)

この国の電力を再構築するまで我慢して、

再び企業が国内に帰ってくるように準備すれば

いいのです。

 

 

40年以上前からの旧政権時代から

間違ってきたのですから、

それだけのひずみは覚悟すべきでしょう。

責任は放置してきた国民にもあるのですから。

 

 

 

国民に増税だけ強いらせ、

議員定数削減など自らを省みることをせず、

経済界票に踊らせられ、

原発マフィアのお金が欲しくて、

国民にアマーい言葉を投げかける。

りっぱな国のやることは違う。

 

 

国民の方が

三流の「政府」より

未来を見据えることが出来れば、

決してギリシャのような国にはならないでしょう。

 

 

 

福島の原発事故は、

未だに終息(冷温停止)に至っていません。

使用済み核燃料も危険な状態で、

いつまた大きな地震をきっかけにして、

膨大な放射能を放出し続けるという

誰一人近づけないという悪夢のような最悪の事態を

想定しなければならない状況にあるのです。

 

 

 

いわゆる保守の新聞などは

「反原発イコール左翼運動」、

と批判しているようですが

それは昔日の話し。今は違います。

左翼だけの運動ではありません。

 

 

少し笑える、面白いSKiの動画をご紹介しましょう!

「制服向上委員会」本気なのかどうか。私は本気ですが。

 

 

 

首相、大飯再稼働表明

今日の中日新聞に

「首相、大飯再稼働判断を表明」とあります。

 

 

 

 

「夏の電力確保や原発の継続性を重視する」と、

やはりその流れが出来ていました。

 

 

 

 

喜びのコメントを発しているのは、

関西電力。

「全国民に向かって、あらためて国として原子力の重要性と

再稼働の必要性を示されたことは大変意義深い。」

と大喜びです。

 

 

 

 

 

しかし、そのまま受け取る国民は誰もいないでしょう。

 

 

 

 

 

地震大国でなおかつ、地震多発期に入った日本列島に於いて、

大飯原発の下に、

また新な活断層が発見された可能性が高いと専門家の発表もあるなかで、

原発の安全神話を蘇らせる根拠は皆無ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

夏の電力需給について、

関電は東電のような努力をみじんもしてこなかった。

 

 

 

 

 

非常用の緊急設備電源の確保を200万Kw以上確保した東電に比べ、

丸一年以上かかってほとんど申し訳程度の確保しかしていません。

 

 

 

 

努力など、はじめからやる気は無く、ポーズだけ。

原発再稼働にまっしぐらです。

 

 

 

 

 

計算の仕方もでたらめで都合の良い数字を並べるだけです。

夜間の揚水発電量も、

自分の所の原発が稼働していないからと、

少ない数字を掲げます。

余裕のある中電などから、夜間も借り続けていれば

しっかり揚水発電に回せるはずなのに。

 

 

 

 

毎回言いますが、平気で嘘の数字を並び立ているのです。

 

 

 

 

政治家は馬鹿だからうまく騙せるのでしょうか?

それとも両者とも知ってて、国民を愚弄しているのでしょうか?

 

 

 

 

 

ましてや

野田首相は、夏場だけの緊急処置としての再稼働では無く、

その後も稼働させ続ける意向です。

そして他の原発も視野に入れている気配です。

 

 

 

 

原子力ムラを今こそ原子力マフィアと呼ぶべきではないですか?

 

 

 

 

関電だけにとどまらず、

原発が無くても供給に余裕のある

中電まで手をたたいて喜んでいるらしい。

 

 

 

 

中日新聞!

電力会社からの広告料収入がいっさい無くなったのだから、

心配せずめいいっぱい国民の代弁者となって

今後も原発マフィアの追求をしていって欲しい!

──本来あるべき姿を取り戻しただけなのですが・・・

 

 

 

 

関電も、中電も、

オール電化営業をようやく見合わせるようです。

自らの理性では無く、

経産省からの要請が無ければ、

オール電化営業を続けていたのでしょうか?

 

 

 

 

電力は国民の生活に欠かせない重要なエネルギーです。

 

 

 

暮らしに電気が無ければ成り立ちません。

 

 

有り難さは充分わかっています。

 

 

 

でも

 

 

最新基準の防潮堤も免震棟も出来ていない状況でありながら、

 

 

また、最終処理の方法も未だ決まっていない原発に、

 

 

何故そこまで執着するのでしょうか?

 

 

 

私には理解出来ません。

 

 

 

 

ドン・キホーテの言葉をもう一度。

 

 

 

あるべき姿のために戦わないのも狂気だ!

原発再稼働化に思うこと

大阪市の橋下市長の勢いに押され、

関西広域連合は大飯原発の再稼働を承認しました。

 

 

 

当初の脱・反原発を掲げていてからのこの変節は、

覚悟のない「空論を振りまいて」いたのがご自身であるにもかかわらず、

まるで他人事のように、

「タテマエ、上辺ばかり言っていてもしょうがない。これが政治の現実ですよ」と

誰かに責任をなすりつけるように言ってのけました。

見事な虚勢ぶりです。

 

 

再び原発にもしものことが起きた場合、

今度は日本が取り返しの付かない事態に陥ることが想定されたため、

「脱原発・反原発」の機運が市井の中にも生まれたのです。

 

 

 

電力を必要とする弱者への配慮が必要であることは誰しも同じでしょう。

その配慮を徹底的に行った上で、節電を義務化し、計画停電も想定し

・・・・・もしも、最悪 配慮が行き届かなかった場合でも

それでも

この「国の根幹」を揺さぶる事態から、

総ての責任を引き受けて回避しようとする「本気」が

橋下氏には無かったのです。

また、国政への「覚悟」の突きつけもしませんでした。

 

 

経団連・同友会・商工会・連合会の脅しに、

──企業が海外へ出る。

──弱者にもしものことがあれば責任問題。

この国の行く末を託してしまったのです。

 

 

 

パフォーマンスが先行して成功した、

──劇場型の政治

今までのようには行かなかったのです。

 

 

 

目の前の事で精一杯の政治家しか、

この国にはもういません。

 

 

 

 

 

歴史を紡ぐ政治家は今までに一人しかいませんでした。

 

いや、

その方は政治家では無かったのですが・・・

原発を再稼働したくて仕方ない人々

ミュージカル『ラマンチャの男』の台詞です。

 

「本当の狂気とは何か

夢に溺れて現実を見ないものも狂気かも知れぬ

現実のみを追って夢を持たぬものも狂気かも知れぬ

だが一番憎むべき狂気とは

あるがままの人生に折り合いをつけてしまって

あるべき姿のために戦わないことだ。」

 

 

 

 

原発再稼働のためなら

発電量の報告さへ嘘をつくという狂気

 

関西電力は

国民に平気で嘘の数字を並べ立てる。

 

 

中部電力しかり

 

節電を呼びかけながら、

オール電化のCMを流し続けている狂気

電気は本当は有り余っていると言っている。

──しかし「原発」でなければ儲からない。

 

 

 

電気自動車の開発が数年来進んでいるから、

節電のこの時期にさえCMを打ち続けている狂気

──世界的な開発競争にあり、国をあげて支援しているから。

環境に良いと言っても、現実自然エネルギー利用だけでは不安定。

火力発電の比重は高い。それとも、原発再稼働による夜間電力か。

 

 

 

国民も、産業界、電力業界も

あるべき姿のために

戦っているのだろうか?

 

 

 

 

狂気そのものではないか!

広島被曝医療 肥田医師の声 <内部被曝について>

2012.04.25付け中日新聞【特報欄】に、

肥田医師の記事が載っていました。

 

放射線基準 原点にウソ

 

同じような内容で、

福島で行われた講演の模様が

動画サイトにupされていました。

 

ご高齢ながら

頑張っておられます。

 

 

 

放射性廃棄物はどこへ? 海外の場合

NHK BSの報道です。

 

 

 

 

 

 

 

 

下の動画は、アッセ廃棄処分場付近での、甲状腺癌・白血病の顕著な増加について。

 

 

中日新聞は、脱原発思考か

中日新聞は第一面で、

中小企業脱原発ネットについて記事を載せています。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012031590090323.html

 

私も、とある会合で「脱原発」の思いを、披露しました。

 

しかしその後組織がどのような展開にいたるかは定かではありません。

 

 

 

 

 

また昨日一ヶ月前に起きていた韓国原発事故について報道されました。

 

 

 

 

風向き次第では、あやうく放射能被曝被害者になりかけてました。

 

 

いや、我々はすでに傍観者ではいられない状況にいます。

 

 

もはや、当事者として考えるべきだと思います。

【業 務 連 絡】

業務連絡

 

本日午後

14時46分

全員で黙祷

お願いします。

東日本大震災復興祈願祭

本日早朝より、白山比咩神社にて復興祈願祭に参加してまいりました。

心なしか、少しだけですが落ち着けたように思います。

 

 

LPガス協会から朝メールがありました。

経済産業省からの要請でした。

明日午後2時46分に関係者による黙祷。

その日は弔旗を掲揚するようにというものでした。

 

 

もちろん全員異論なし。

弔旗はどうするのか調べ、当社なりの弔旗を掲揚します。

 

弔旗_(日本)

ついに福島の原発事故による被害者か!?

週刊文春3/1号に衝撃ニュース

 

「福島から北海道に避難してきた児童ふたりの甲状腺から

癌の疑いのある深刻な異常が見つかった。

・・・・・・中略・・・・・・

しかし、学会では検査を控えるようにとの指示が

回されていた。──この事実から目を背けてはならい。」

 

 

 

昨年末から原発事故を受けて札幌に避難している親子309名を

対象に、地元の内科医がボランティアで

甲状腺の超音波(エコー)検査を行っている。

福島からの自主避難者の中に、数名の異常が出ているという。

 

 

それが事実なら、「放射線ホルミシス」(※害となる量に達しない量を用いることで有益な刺激がもたらされること。少しの放射線なら、浴びた方が健康に良いという保守派がよく採用する説。)は、この福島の原発事故に関しては崩壊していることになる。

 

 

 

原発の安全神話が溶融していくなかで

ついに犠牲者が出ているとしたら、

これはいよいよ放ってはおけない。

・・・私は、微力です。

しかし、公の為になにが必要か

模索しています。

そして働く現場から声を上げていく!

 

 

今はこれしか思い浮かびません。

 

「脱原発」運動! に進むしかないと思っています。

 

一部の変な保守の発言は、その事実の前に

信用を失墜させるでしょう。

 

 

 

東電と経団連の癒着に近い関係。

そして一部保守の意見広告から見える

間違った自信。

彼らは、いったい何を保守しようとするのか?

 

 

 

批判ばかりしている「私民」から脱却して、

責任ある「公民」に生まれ変わるときではないでしょうか。

 

 

 

 

 

3.11から1年足らず。

 

子供達に影響が出始めている。

 

身震いするほど悲しい。

 

 

間違いであって欲しい。

TPP問題について

来月にはTPPに参加するかどうか最終段階が訪れます。

現段階、野田総理はTPP参加に意欲的です

 

 

福島第一原発で起きた事故から、 電力業界と政治家、

新聞をはじめとした全マスコミの長年の

癒着の関係が明らかにされました。

 

この構図によってありもしない「原発の安全神話」が作り出され、

誰も異論を唱えることが出来なくなり、

事故後の処理方法も策定されず、

最悪な状況を招いてしまったのです。

 

すべて、想定外だったという無責任な言葉にすがりながら、

責任回避だけして、誰も責任を取ろうとしません。

40年間関わり続けた政治家や官僚、

マスメディアからいっさいありません。

 

 

TPPの問題においても、そこに同じような利権が

介在していようことは私でなくても感じている方が

多いのでは無いでしょうか?

 

経団連が旗を振れば、

新聞をはじめマスメディアは広告料収入の為に、

追従します。反対など出来ません。

 

保守系からリベラル系にわたって、日本の新聞は

すべて「自由競争のバスに乗り遅れるな」の連呼です。

 

同じく政治家も政治支援・献金の為に、

経団連に追従します。

 

原発事故から見えてきたトライアングル+αの構図が、

TPP問題にもそのまま当てはまりそうなのです。

 

それが地獄行きのバスだったことに皆が気づいたとき

その時も責任回避の常套句がならびたてられるのでしょう。

きっと見てきたとおりのことが再現されるでしょう。

その時点で、立ち直れる余力が残っているでしょうか?

「非関税障壁の撤廃」、

この意味は、国であることを亡くす行為のことです。

 

 

不幸な原発事故を教訓にして、私論から脱け出して

公論を組み立てなければ、

大変なことが再び起こるかもしれません。

 

それぞれの生活に直結することです。

 

下の動画をご紹介しましょう

Gライン発表──3.11以降の方針

第2部として 3.11以降の方針について、私なりに発表したかったことが以下の画像に納めてあります。

実際に使用したパワーポイントの写しです。画像をクリックしてみてください。

サピオ10/5号掲載『ゴーマニズム宣言』  原発・電力と、ガス・石油

ゴーマニズムがついに、原発事故をきっかけにして我々の業界を描きました!

 

保守系の中で絶えず異彩を放つ小林よしのり氏は、国家のエネルギー政策について言及!

 

本来、ガス業界がやらねばならなかったことなのかもしれません。

 

当社では、お客様との長いお付き合いが一番大切だと考え、オール電化も取り扱って来ました。

 

良いところもあるのですが、目先だけのことだったのかもしれません・・・。

 

まさかこのようになっていたなんて。本当だとしたら大変です。

 

小規模ではありますが、社会的責任を負う企業として、確固とした考えを持たなければならなかったのです。

 

いつも感心しますが、とても勉強されて 脱帽です。

 

これからは、エネルギーの真実を勉強し、お客様に提案できるようになりたいと思います。

 

今回の震災による原発事故は、日本の巨大な嘘をあぶり出したのですね。

 

漫画で描かれて、 分かりやすくて、 必 読 で す