燃料電池車と電気自動車。そして原発。

以前にも電気自動車のことに触れた事がありますが、

その電気自動車が普及していません。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130204/biz13020413000006-n1.htm

 

電気自動車メーカーは値段を下げ、それを国が補助金で支えて対処していくようですが、

今後増販は難しいでしょう。

 

 

原因は、走行距離が短いという問題。

車体費用以外にも、5年でフル交換しなければならないバッテリーの問題。

そして、その価格です。

バッテリーは、これ以上大量生産したところでそうは安くなりません。

また充電装置のインフラ整備不足の問題が挙げられます。

 

 

 

 

電気自動車に魅力を感じても、

ハイブリットカーの方がより現実的な乗り物なのです。

 

 

 

 

国を挙げてキャンペーンを行いましたが、  http://www.meti.go.jp/policy/automobile/evphv/

原発事故も起き、環境性能に疑問が付くようになったのも理由になるかも知れません。

 

 

 

自然エネルギーの割合が増え、

如実に環境性能を上げる目的が果たされない以上は、

かえって現状では環境に負荷がかかる物とすべきでしょう。

 

 

 

車からは、排気ガスがいっさい出ませんが、

火力発電など一次エネルギーを考えれば、現状のガソリン車よりも環境に良くないはずです。

──発電された電気は、家庭に届くまでに約65%ほどが送電ロスが起き、途中で捨てられているからです。

 

 

あくまで原子力発電が稼働してこその、環境に良い電気自動車なのです。

──本当は、原発自体、未だ最終処理が出来ないどうしようもならないものなのですが。

そして今後も人類と環境に多大な悪影響を与えかねません。

地震や津波に脆いことが分かりましたが、今回ネズミにも弱いことが分かりましたネ!

 

 

 

 

 

今、トヨタホンダがそれぞれに開発しているのが、

世界の追随を許さない、燃料電池技術を使った燃料電池車です。

水素と空気中の酸素を使った化学反応により発電された電気で動く自動車です。

排出されるのは、水だけです。

これこそが環境に最も良い自動車なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

2015年頃本格的に市場に出すべく、現在実証テストを繰り返しています。

価格はおよそ一台500万円!

水素のインフラも随時整っていくでしょう。

 

 

 

 

 

 

2015年は家庭用燃料電池も約50万円で販売できる見通しです。

またアメリカからのLPガス(シェールガスに随伴する)の輸入が、2015年頃から本格的に始まり、

現在の価格よりかなり抑えられるとみこまれています。

 

 

2015年は、燃料電池元年になりそうです。

 

──家庭用燃料電池(エネファーム)は、ご家庭の使用電力の約70%を発電できます。

太陽光発電(ふつう使用される電力の約35%がまかなわれています)と、これから期待される家庭用蓄電池が普及すれば、原発は無用の長物になるのではないでしょうか。