三陸鉄道リアス線   <2014 旅の思い出> ②

東北の旅二日目の朝、青森屋の周辺にある広大な公園を散策しました。

 

 

 

池の散策を終える頃、のぼりを揚げたトラクターを発見!

彼は1人朝5時から準備をしていると言ってました。どうやらフロントスタッフのサトシさんらしい。

 

散歩のお客様に焼き芋と、ラジオ体操を勧めてくれました。

津軽弁のラジオ体操です!

 

 

 

その後、朝食会場の「のれそれ食堂」へ。

 

いよいよ二日目がはじまります。

 

バスで久慈駅に向かいます。ドラマでも登場したお座敷車両とレトロ車両。

まゆゆも乗ったレトロ車両!

 

 

震災後まもなく現地を訪れた友人は、

「ほとんどが流され瓦礫だらけだった。悲惨すぎてカメラを向けられなかった」と言います。

 

 

我々は、田老地区の役場で震災直後の大津波の説明を受けました。

 

 

この地区は、過去に巨大な津波で何度も被害を出してきた。一期目の日本最大防潮堤は今回しっかりと守ってくれた。

当初、住宅はこの日本最大の防潮堤の外には建てられないことになっていた。いつしか人口が増えて宅地が必要になり、防潮堤を別の所に増やし宅地を増やした。しかし二期目三期目の防潮堤は造りが弱かったので一瞬にして飲み込まれ被害を大きくした。

 

 

説明してくれる市の職員はいくども声をつまらせていました。強い使命で彼は教訓を活かしてもらおうとしているのです。時折彼は押さえきれない強い怒りを見せることがありました。

 

 

説明の後公開されていない津波の映像を見せてくれました。日常が一瞬にして波に飲み込まれていく。

高い防潮堤は、高いが故にかえって津波が迫っていることが見えない。

胸に迫るものがありました。地震大国の日本では、けっして忘れてはいけないのです。

私は復興の一助になるなら、東北へ来たかった。今回願いが叶った。

たくましく前に進んでほしい。いつまでも落ち込んでいてははじまらないのだから。

 

 

 

 

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と言うことで、レトロ車両に乗っているまゆゆの動画をお届けしましょう。