「商い」は、秋(アキ)に同じ

商(アキナ)いは、秋(アキ)に同じ!

『新編 大言海』(第十三刷 大槻文彦著 冨山書房)、『日本国語大辞典』(小学館)から、商い・売り買い、について紐解いてまいります。

●「商(アキ)」は、秋の義、・・米穀の秋熟を交易するより起これる語。いにしえは、物と物とを交易すること。後には、物を売買すること。またワキ(分)の音便で、分配の意があるそうです。

●「商人」読みは、しょうにん、あきひと、あきうど、あきゅーど、あきんど。

●初出、竹取物語(9c-10c初)「世にある物ならば、この国にももうで来なまし。いと難きあきなひなり」

●売るは、貨幣を持って交易すること。

●「うる」は利益を得ることから出た言葉。「かう」は品物と品物を代えることから生まれた言葉で、お金でも良い。

中西進氏の著書「日本人の忘れもの②」でも、紹介されています。